注文住宅は予算限度を決めておこう
注文住宅では、相談の前に自分たちで予算限度を把握しておくことが重要です。
基本的に、優秀な業者に相談すれば注文住宅はその予算の範囲内で設計してくれます。
確かに見た目や機能性や高い予算であった方が良いことも多いですが、低予算であってもそれに見合った仕事を行うのがプロです。
仮に多くの予算を準備することができなかったとしても、1000万円台ならば1000万円台のより良い住宅を設計するのが優秀な業者の特徴です。
そのため、あらかじめ予算限度を決めて話し合いを進めていくことは非常に重要なポイントです。
また、このようにあらかじめ決めておけば後でトラブルになることも少ないです。
クライアントからその範囲内で注文住宅を建設してほしいと頼めば、後から追加的に料金が発生してもそれを理由に支払いを断ることができます。
契約として最初に予算を決めておき、その中で十分な住宅づくりをしてもらうことでリスク管理にも繋がります。
住宅ローンにもこだわって注文住宅を建てるメリット
自己資金が十分に用意できた場合でも、注文住宅を建築するときにはある程度の住宅ローンの借り入れが必要です。
そのために施主の多くがローンの金利にもこだわっており、できるだけ低利で融資が受けられる金融機関を積極的に探しています。
また個別の金融機関の相談会を活用すると、実際に注文住宅を建築したときの返済額を知ることができます。
将来的に金利が上昇する可能性が高い時には、利率が固定されたローンの中から選ぶべきです。
そして返済のシミュレーションが終わった段階で、施工会社と具体的な打ち合わせに入れます。
特に永住を前提にしている人たちは、改造のしやすさと建物の耐久性を重視する傾向が強いです。
提案力のある工務店やハウスメーカーであれば、間取りの改造がしやすい建築プランを示すことができます。
一般的な住宅ローンは繰り上げ返済ができるので、将来的に収入が増えたときには早期に完済することも可能です。