土地選びに時間がかかるので一年半~二年前から土地探しに着手しよう
土地を持っている場合は既存の住宅を取り壊して注文住宅を作れますが、土地を持っていない場合は最初に不動産会社に依頼して土地探しからスタートする形になります。
注文住宅と聞くと、ハウスメーカーや工務店選びに注意が行ってしまいがちですが、家を設計するためには土地が必須であり役所に建築許可を得るためにも最初に土地選びをしなければなりません。
住みたいエリアを決めること、これは注文住宅で家づくりを行うときのポイントになるものです。
駅からなるべく近くできれば徒歩圏、途中に坂道などがない場所など色々な条件を家族間で出し合いリスト化しておくと良いでしょう。
ただ、理想的な物件が中々見つからないなどのケースも少なくありませんので、注文住宅で家づくりをしたいときには1年半や2年前くらいから土地探しに着手することをおすすめします。
注文住宅を建てるときは家族のライフスタイルを考慮!
注文住宅を検討するなら、家族のライフスタイルをあらためて確認することが大事です。
よくある失敗として、世間で理想だと言われている構成を集めるというパターンが挙げられます。
そうして完成するのは万人受けする物件であり、いわば高級な建売住宅と表現できる住宅です。
そうではなく、自分たちに合った理想の物件を追求することが大切であり、そのためには家族の生活様式を考慮しなければなりません。
たとえば、もし深夜によく帰ってくる人がいるなら、その活動範囲と家族の寝室を離す必要があります。
足腰が弱くて1階で過ごすことが多いのであれば、トイレなどの機能的な部屋を2階だけに配置するのは間違いです。
その他にも多くのケースが考えられますが、家族のライフスタイルは年数ともに変わっていくためいずれにせよ現状だけを見て検討しないこともポイントになります。
出産や高齢化を踏まえたうえで、将来的にもベストだと思える注文住宅を建てましょう。